ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか12 (GA文庫)
ということで
12巻です。
前回の11巻でとりあえず「異端児(ゼノス)編」に一段落ついたので
本巻から新しい物語の幕開けとなります。
まあ、今回は導入ということで起承転結の「起」といったところでしょうか。
レベルアップして新しい二つ名を手にしたベル・クラネルとヘスティアファミリアの面々は
新たなる強制任務(ミッション)をてにすることになり、
初の遠征へと旅立つのだが……………。
相変わらず、主人公はチートなのですが、
個人的には表紙にもいる小人族(パルゥム)のリリの活躍が見どころだと思います。
というか、未だに彼女レベル1のままだったことが個人的には驚きなんですが
彼女が目指す指揮官の姿、理想と現実との間での葛藤が良かったです。
主人公は無双してもらっていいんですけど、
やっぱり力のないものが知恵と勇気で切り抜けていくってのはいいよね。
そういった意味ではバランスが取れていたかなぁとは思います。
あ、あと、やっぱりヒロインはヴァレン某ではなく、乳神様でもなく、ミノちゃんでした(笑)