追憶のアペイロン
2015/10/13
近未来の地球。
世界は「ブランク病」と呼ばれる奇病に冒されていた。
そして、
この奇病への対抗策として
頭に「ヘルスチップ」と呼ばれるものを埋め込む方策が各地で取られる。
主人公たちもそんな奇病に冒され、
ヘルスチップによる治療で記憶を取り戻した「患者」であった。
…………はずだった。
記憶の場所には彼らの家はなく、
病院から連れ拐われた彼らは、「統制局」と呼ばれるあの「病院」こそが
奇病をばらまき、ヘルスチップによる世界支配を企む悪の組織であると告げられる。
何が悪で何が善なのか。
そもそも彼らの持っている記憶や感情は本物なのか。
といったSFサスペンス。
1巻の段階では、統制局側が悪者っぽい描写で話が進んでいるのですが
どうも主人公たちを炊きつけている側もいまいち信用出来ないというか
まだ裏がありそうです。
追憶のアペイロン1 (今後の展開に期待です)
本編の内容と関係ないけど、
唯一の不満点は女幹部の服装。
ナース姿のままの方が絶対に良かったと思うんですが。
トリアージXみたいに、ずっとナース服のままでいたほうがカッコイイのに……。
なぜこの衣装にしたし!